第185回 ソーケンメディカル株式会社

 第185回は、福祉・介護・住まいを軸に事業を展開されている『ソーケンメディカル株式会社』さんをご紹介します。
 同社の歩みは昭和59年、障害のある方への補装具・日常生活用具の提供から始まりました。当時は身体障害者施設を中心に、車いすやベッド、ポータブルトイレなどの福祉用具を納める事業を展開するとともに、利用者や介助者の声をもとに、自社開発商品の製造・提供にも取り組んできました。
 平成12年の介護保険制度開始に合わせて福祉用具貸与の指定事業所となり、さらに大規模介護施設への設備・備品納入も手がけるなど、福祉・介護分野で着実に実績を積み重ねてきました。
 現在、代表取締役を務める西野尚記氏は、27歳で一級建築士を取得。住宅や店舗、高齢者・障害者施設など、約30年にわたり数多くの設計・建築に携わってきた建築のプロフェッショナルです。グループ会社で分譲住宅事業の役員として経営にも携わる中で、「暮らしを支える仕事を、より一体的に展開したい」との想いを強くし、平成31年にソーケンメディカルの代表に就任しました。
 就任後は、福祉用具にとどまらず、住まい・介護・生活支援を一体で提供する体制づくりを進めます。令和4年には、さがの福寿苑サービス付き高齢者向け住宅、同ケアプランセンター、訪問介護事業を事業譲渡により承継。令和5年にはグループ会社から独立し、一級建築士事務所登録および建設業許可を取得、住宅事業部門をスタートさせました。
 さらに令和6年にはクリーニング業の登録を行い、福祉用具洗浄事業を開始。用具の提供から洗浄までを一貫して担うことで、より安心・安全なサービス体制を構築しています。令和7年には新規事業立ち上げを機に本社を南区から右京区へ移転。2025年8月に創立41周年を迎えたソーケンメディカル株式会社は、京都を拠点に高齢者とその家族の暮らしを支える総合生活支援企業として、今後のさらなる展開が注目されます。