第115回 株式会社 丸正高木商店

 第115回は、菓子・食品・日用品卸売業をされている「株式会社丸正高木商店」さんです。
 昭和4年初代高木慶治さんが中京区三条通り大宮西で五色豆製造販売として創業。地元のお菓子屋さんとして商いをされ柔軟な発想で商品の品揃えや流通の改革を行われ、現在は卸売業として「卸売ひろば タカギ 三条店」「卸売ひろば タカギ 桂店」「卸売ひろば 高槻宮野店」、新鮮なお野菜をメインに販売されている「農産物直売所 産直ひろば」の5店舗を京都と大阪にて運営されています。
 店内の商品は主にお菓子や食品、日用品がメインで、地元の方々の便利なお店として活用されていますが、最近では特に海外から注目されるお店となりました。日本の食品の味やパッケージのデザインは大変魅力的だそうで、ソーシャルメディアやYouTubeでの配信などもされ人気となっています。
 会長の高木さんにお話を伺うと、今後はBtoB(企業対企業の取引)の方に更に力を入れていきたいとお話下さいました。強みは、安さ・商品量・提案力・スピードということで主に病院や大手企業、売店などに卸売をされています。また「卸売りひろば」では飲食店の方が仕入れに活用できるように、野菜等青果の販売も積極的に行っていかれるそうです。
 近年は販売の他にもイベント等でのお手伝いもされており、大手企業の運動会開催の際には、売店の設営から販売まで担われているなど、お客様の声に臨機応変に対応されています。担当者の手間が省けるので、会社内のイベント時には大変頼もしい存在ですね。
 「卸売ひろば タカギ 三条店」を伺うと、平日のお昼間にも関わらず近所の方や外国のお客様で賑わっていました。お菓子、冷凍食品や日用品なども充実していてお値打ち価格に大変驚きました。皆さんも是非訪れてみて下さい。