第53回 マリーフランス marry-france

 第53回は、自家製のあんこがどっさり入った薄皮あんパンが人気の『マリーフランス』さんです。
 本店である今出川店は1984年(昭和59年)10月にオープンし、以来“パン激戦区”と呼ばれる今出川通に“地域のお客様の食生活に永くお付き合いさせていただける”パン屋さんを展開。小さなお子さまからお年寄りの方まで幅広く支持されています。ボリューム満点のあんパンは「授業とサークル活動の合間の空腹を満たしてくれる」と学生さんにも好評です。1996年には北山通に2店舗目をオープンし、北山地域の皆さんのパン食生活にも定着しています。
 『マリーフランス』と言えばやっぱり看板商品の“あんパン”。見た目もインパクト大ですが、あんパンをトングでつかむとおもわず落としてしまいそうになる程の重量感です。“小倉あんパン”“よもぎあんパン”“焼きもち風あんパン”の3種類のあんパンの生地はもちろん、自家製餡も毎日手作りされているそうです。ボリューム満点のあんパンですが、甘さ控えめの餡なので意外と1個丸々完食出来ます。1日のあんパン販売数は2店舗で約450個と限りがあり、午後には売り切れになることもあるそうなので、お買い求めされる際はぜひお早めに。
 あんパンの他にも店内には食パンやカレーパン、サンドイッチなどの定番から、デニッシュ生地に自家製クリームとパイナップルやピスタチオが入ったハワイアンスイートロールなど変わりパンまで、ところ狭しと並ぶ品揃え。地域の皆さんに愛され続けているクオリティの高さが伺える“昔ながらの街のパン屋さん”です。