第23回 吉田商事 株式会社

 第23回目は、吉田商事株式会社さんです。伏見区城通町で大正9年石灰コークス販売を開業、昭和26年2月出光興産と提携し、吉田商事㈱を設立。ガソリンスタンドと石油製品の販売を開始しました。その後サービスステーション6店舗、民間車検工場、保険代理店、ガスサービス、防災と展開を続け、今年で61年目を迎えられます。
 そして現在、吉田商事は『プリウスをプラグインハイブリッド(PHV)車に改造する』という新たな事業を提案しています。これは、プリウスの機構に手を加えることなく、トランクルーム底の収納スペースに4kwの大容量リチウムイオン電池を搭載し、一般家庭用の100Vコンセントより充電する仕組みです。改造後のプリウスは、家庭の100Vコンセントから5~6時間でフル充電でき、約4kmまでは電気のみで走行、その後は通常のハイブリッド車として走行できます。(1回の充電コストは深夜電力を利用すると50円以下です)近距離は電気自動車(EV)として、長距離は燃費の良いハイブリッドカー(HV)として、〝電池切れ〟を気にすることなく安心して乗ることができます。まさに電気自動車の利点とハイブリッド車の利点を合わせた〝いいとこ取り〟の車です。(改造費はリチウムイオン電池システム一式472、500円で、別途工賃105、000円が必要)
 プリウスのPHVへは新車、中古車とも改造可能です。吉田商事が運営するCALレンタカーのラインナップにも加え、レンタルを開始しています。この機会にぜひ1度『プリウスPHV』を体験してみてください。